の り さ ん の 実 践 ボ カ シ 日 記  2  (2005.4.17) 


  このページは、のりさんが当サイトの掲示板に2005年3月31日から4月16日にわたって投稿くださったものです。
  このページは、パート2です。1 はこちら。

  vol・7 米ぬかを混ぜる

 いよいよ発酵に入ります。
 冬の間の台所から出た生ごみ、例えば、白菜の漬物、しばらく置くとすっぱくなるでしょう。あれは悪くなったのではなく乳酸菌と酵母菌の働きによるものです。ただ人間の口に合わないので「捨ててしまおう。」となるわけです。もったいないので汁ごと使います。その他、煮物の汁、野菜のゆで汁、古くなったてんぷら油、台所から出る全てのごみは残らず土着菌にあげます。
 天恵緑汁、魚のアミノ酸、落ち葉、剪定時に出たたくさんのバラの枝の草木灰、果実酵素、vol・3で作った液を薄めて米ぬかを混ぜたものが入っています。この中に菜種かすやあぶらかす、剪定チップをいれてもOKです。
これは混ぜてから数日経っています。
 本当は土間かハウスの中が一番なんですが、そんな事は不可能なので外で土の上で作っています。黒いシートをかぶせておけば大丈夫です。

  vol・8 白い菌糸が広がる

 数日経って、今日のように暖かい日があると発酵がどんどん進みます。菌糸が全体的に広がってきました。温度はまださほどではないけど、これがら上がってきます。
 秋だと、稲刈りした直後の田んぼの稲株には納豆菌がたくさんいるので、稲株をすこしわけて頂いてこの中に入れるといいんですが、今の時期はないので入れなくてもかまいません。稲株でなくてもモミガラでもワラでもいいんです。なければ入れなくても大丈夫です。
 炭、モミガラくん炭、かにかきガラなどもあればOK。

  vol・9 チーズの香りから醤油

 最初はチーズのような甘酸っぱい香りでした。こうじ菌が一生懸命働いている証拠です。「お母さん、漬物がいっぱい入ってる蔵のような匂いがするね。」、と娘に言われましたが、第二段階に入り、乳酸菌と納豆菌へうつる。米ぬかの黄色から段々と黒っぽい色へ変わってきます。香りも甘酸っぱい香りから醤油のような香りに変わってきました。

  vol・10 酢酸菌体防除液

 病気を防ぐ方法としてこんな方法もあります。漢方栄養剤みたいなものだと思います。米のとぎ汁には酢酸菌がいっぱい。
 乾燥唐辛子5〜6本とにんにく2〜3片に焼酎100cc(農業用どぶろくでもビールでもOK)をミキサーにかけたもの、塩少々、黒砂糖(三温糖)100g、酢100ccを米のとぎ汁10リットルと混ぜて3〜4日置きます。
 酢酸菌が増えれば出来上がり。
 原液か3倍希釈でかけるだけです。

  vol・11 酸素を入れる切り返 し

 酸素を入れるため1日1回必ず切り返しをします。もうもうと湯気が立っていますが、温度計で測ってみたら55度ありました。シートの上から触ると手がぬくもります。
 4月の朝はまだ寒いです。

  vol・12 第3段階 酵母菌の

 温度も下がってきました。こうなるとシートとボカシの間に棒を立てたりして空気を入れるようにします。だんだんと半乾燥したような状態になると、表面に真っ白な塊が出来始めたら完成です。
 何日か切り返し作業をして乾燥させて袋詰めにし寝かせます。
寝かせている間に殺菌力、制菌力のある極上ボカシの出来上がりです。

 出来上がるまで
 大体2週間位でしょうか・・。案外短期間で出来ますよ。
 湯気が上がってきて55度になったと言いましたが、それ以上は上げない方がいいです。温度を下げるため、その時に乳酸菌を入れるともっといいのです。採取したものがなかったので、ヨーグルトを薄めて入れましたが・・。米のとぎ汁から簡単に取り込めます。
 作る時期は冬か春先、秋の涼しい時期がいいんです。
 今はもっと白くなってきましたので、あとすこし乾燥させればもうOKです。

 自家製乳酸菌
 最初の米のとぎ汁を容器に15センチ入れて、新聞紙でフタをして5〜7日置くと乳酸菌が付着します。ここに牛乳を10倍量入れます。5〜6日すると繁殖して、下に黄色い液体が出来ます。それが乳酸菌血清です。
 冷蔵庫で保存できますが、常温なら黒砂糖(三温糖)を入れます。前も言いましたが、入れなくても差し支えありません。要は温度を下げるために切り返しをすればいいのです。

 期 間

 出来上がるまでの期間ですが今日ですでに2週間です。ここに掲載した時には数日経っていましたので、20日くらい?でしょうか。温度が低い今の方がやりやすいように思います。こうじ菌は寒い方がよく働くからです。
 自家製乳酸菌は 美味しいです。時々薄めて飲みます。天恵緑汁もそうですが、人間が飲んでも美味しいのをバラにあげるんですから、ホント贅沢だと今更ながら思っています。
上澄みはボカシにも入れてもいいし、直接バラの根元に埋めてもいいです。

  vol・13 生ごみと鶏糞の違い

 うちでは鶏を飼っているので鶏糞が時々出ます。半年間寝かせた鶏糞でも別に作っていました。どんな違いがあるか並べてみましたが、見た目の違いはあんまりないように感じます。鶏糞の方がすこし色が薄いですが、どちらも匂いはまったくありません。
 材料は鶏糞(落ち葉が混ざってます)と米ぬかです。
 失敗しないコツは、積み込み作業の時の水分を少なく、と温度を55度以上に上げないために切り返しを忘れない、です。いい匂いがしたらOKです。この作業まで20日程度で出来ました。
 使い方は散布は夕方で、すぐマルチで覆うか耕して土の中に入れるかします。パラパラよりも溝に点肥がいいのです。
 今までで一番いいボカシが作れたように思います。こんなに手をかけたのは初めてでした。

 これまでお付き合いして頂き本当にありがとうございました。

 By のり

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