多摩の庭

 東京都の多摩丘陵(多摩ニュータウン近辺)の春の植物を紹介します。
 この当たりは昭和30年代までは、いわゆる里山といわれる広葉樹を中心とした雑木林、薪炭林としての丘陵地帯が広がっていたところです。40年以降になると里山は、省みられなくなり下草は笹で覆われることになりました。このようナ状態になると下に紹介するような野草は、ほとんど見られません。わずかにハイキング・ロードの縁などで、見られるぐらいです。
 しかし、定期的に下草刈をしている手入れをされた場所では、今でも貴重な野草を見る事が出来ます。残念な事は、年々地エビネが減っている事です。以前まで、群生していた花が今は見る事が出来ません。それでも、キンランやギンランは、目立たない事もありかろうじて残っています。キンラン・ギンランは、掘り起こして自宅の庭植や鉢に入れても絶対に活着しませんから、見付けても採集しないでね。どうしても欲しい人は、「府中のくらやみ祭り−植木市−」か「大手の山野草取り扱い店」で手に入るかも。

 キンラン(金蘭)
 例年連休中が見頃ですが、今年は早かった。
 花の大きさは、1.2cmほど

 

 ギンラン(銀蘭)
 
花の大きさは、1cmくらい

 ギンランの群落(この蘭が固まって咲くのは珍しい)

 エビネ(海老根)

 

 ニワセキショウ
 ネジバナ
 アザミ
 フタリシズカ(二人静)

 

 タマノカンアオイ(多摩の寒葵)と奥は、ホウチャクソウ(拡大は、春の庭)
 黄色のキバナホウチャクソウは、園芸店で手に入る。

ヤブレガサ(破れ傘)の群落とジエビネ(地海老根)

 チゴユリ
 花は1cmほどでとても可愛い。平鉢に密植して、盆栽仕立ても面白い。

 アマドコロ(拡大は、春の庭)チゴユリ(稚児百合)

 ギボウシ
 ハイキング・ロードの傍らで。葉っぱは、食べられるらしい。

 

 タツナミソウ

 マムシグサ(まむし草)の緑の群生

(拡大は、春の庭)

 多摩丘陵では、茶色のマムシグサは発見しやすいが、緑のものがこれだけ沢山見付かるのは珍しい。

 カタクリ
 撮影地は、八ヶ岳の八ヶ岳倶楽部内

 

 フジ(藤)
 高さ10メートル以上の木に覆い被さるように生えていた。
自然のものは、公園の藤棚のものとは別物の荒荒しい印象。

 ホウバ
 花が開く前。二日ほど後に開いた花を見にいったが、花は茶色っぽくなって、あまり美しくはなかった。
 乾燥した葉にミソと魚などを包み焼きしてホウバミソを作る。

 ミズキ
 アメリカハナミズキのように花は大きなく、小さな花が集まっている。

 ハクウンボク.

 ヒメコブシ

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